大阪 にも名門と呼ばれる 中学 校が多く存在し、一定数以上の層が中学受験をめざし毎年切磋琢磨しています。どの中学を選ぶかはさまざまな要素が関係していますが、その中でもやはり 偏差値 は注目すべき点です。
そこで今回は大阪の中学校の偏差値をランキング形式でご紹介します。
知りたい!大阪の中学校、偏差値ランキングベスト5
大阪の中学校の偏差値
昨今加熱する「中学受験」でとにかくついて回るのは偏差値です。塾の模試でどれだけの偏差値をはじき出せるかは、どこの中学を受験するのか、志望校のランクをどうするのかなど大きな影響を与えます。
現在の大阪には約533校ほどの中学校が存在します。その中から偏差値が高い中学校ランキング、ベスト5をご紹介します。
第5位 偏差値68
大阪府吹田市にある「金蘭千里中学校(私立・共学)」が偏差値68でランキング5位となりました。
大阪市内にある女子中高の「金蘭会中学校」などと共に学校法人金蘭会学園の一員でしたが、平成17年に独立し現在の形となりました。
完全中高一貫性ですので、中学校からしか入学することはできません。こちらは授業の理解度を確認するためのテストが頻繁に行われているため、常に自分の状況やレベルを確認することができます。
生徒自身には負担になる面もありますが、状況を理解し次の一手を考えることができれば、これだけの高い偏差値をはじき出す結果に繋がっていきます。
勉強だけでなく自然に親しむプログラムなどもあり、心の育成にも尽力されています。
第4位 偏差値69
大阪の中学校の偏差値ランキング、第4位となる偏差値は「69」となりました。
この偏差値となる中学校は「大阪教育大学附属平野中学校(国立・共学)」「関西大学中等部(私立・共学)」「大阪桐蔭中学校(私立・共学)」「清風南海中学校(私立・共学)」の4校です。
教育大学付属は小学受験でも難関とされており、希望者が多いことで有名です。
平成27年にSGHに認定された「清風南海中学校」や多くのプロ野球選手を輩出していることで有名な「大阪桐蔭中学校」のような名だたる名門校の名前が連なります。
ここで注目したいのは平成22年に高槻市の「高槻ミューズキャンパス」に小中高を連携して12年の一貫教育カリキュラムを実施することになった若き中学校「関西大学中等部」です。
名門の関大のながれはあるものの、開校からまだ数年という状況ですでにこれだけの偏差値を出せるのにはそれなりの努力や工夫があるからだと考えられます。
第3位 偏差値71
第4位から大きくランクアップし、偏差値70大台を超え71という数字を出したのは「四天王寺中学校(私立・女子)」です。
俳優の「高畑充希(たかはたみつき)」さんの出身校としても有名ですが、関西ではその名前を知らない人はいないのではと言われるレベルの難関女子中学校です。
中学校の段階から医大への進学を目指す「医志コース」や、類まれなる才能を活かすために設けられた「文化・スポーツコース」などが他にない特色溢れるコース設定として注目を受けています。
第2位 偏差値73
さすが第2位ともなると、驚異的な数字に近づいてきます。
偏差値73という高い偏差値でもまだ2位ということにも驚きですが、この位置につけたのは「高槻中学校(私立・共学)」と「大阪教育大学附属池田中学校(国立・共学)」の2つの中学校です。
高校からの募集をしないため、中学受験で受験生が集中する「高槻中学」は平成24年に「SSH」を平成28年には「SGHアソシエイト」に選定されています。
元々は男子校としての歴史を歩んできましたが、平成29年度より共学校となりさらなる可能性を感じさせてくれています。
並みいる教育大付属の中でも別格と言われている「池田中学」もここにランクインしました。
各学年でおこなわれる奈良や京都での研修、だけでなく海外(カナダ)でおこなわれる研修など、独自のカリキュラムの中で肌で触れて感じることで得られる研修に重きを置いています。
第1位 偏差値74
みごと、大阪の中学校の中で1位の偏差値となったのは「大阪星光学院中学校」です。第2位とわずか1点差となりました。この偏差値は全国的にみても12位となりますのでかなりの偏差値の高さということが伺えます。
大阪でも屈指の進学校として名を馳せ、中学から在学している生徒においての東大や難関異学部への進学率の高さにも注目されています。在校生も向学心旺盛の人が多く、教師陣もそれに応えるべく熱心な授業が行われています。
キリスト教の精神に基づき、厳しい中にも個人の個性を大切にする考え方も、個々の才能や心を成長させることに一役買っているようです。
まとめ
知りたい!大阪の中学校、偏差値ランキングベスト5
大阪の中学校の偏差値
第5位 偏差値68
第4位 偏差値69
第3位 偏差値71
第2位 偏差値73
第1位 偏差値74