中央大学 杉並 高等学校は中央大学との一貫教育を行うことにより、大学受験にとらわれない高校生活を送ることができます。
また同時に大学との交流もさかんなことから、大学での学習や研究を視野に入れた教育も受けることができます。そんな中央大学杉並高等学校の魅力をご紹介します。
高・大一貫教育の中央大学杉並高校魅力
中央大学杉並高等学校の歴史
中央大学杉並高等学校は、東京都にある偏差値70の進学校です。その歴史は古く1963年に「真善美」真の学力を養い、正義と社会性を持つ、人間としての豊かな生き方を求めることを建学の精神に、男子部、女子部併設の全日制の高校として設立されました。
その後1992年に男女共学制に移行し、2012年には創立50周年を迎え「共育と共創」という新たな教育方針を策定しました。
これは共に育ち、共に未来を創っていくことを意味し、豊かな思考力と表現力を持ってさまざまな分野で未来に貢献できる人材を送り出すことを目指しています。
高大一貫教育とは
高大一貫教育の最大の魅力は、高校に通いながらも常に自身の進学先となる中央大学を見すえて過ごすことにあります。
この大学に関する情報量の豊富さは各種行事を通じて培われ、また定期的に実施される大学の先生方による特別授業を受けることにより、大学で何としたいか、すべきなのかというビジョンを明確にすることができます。
さらにそれぞれの進学先学部の決定する高校3年の2月には、高大アクセスプログラムという大学でのゼミ体験、研究室体験に参加することでスムーズな大学生活をスタートすることも期待できます。
また多くの高校生が高校生活の多くを大学受験に向けての準備に充てる中、附属校である強みを生かし大学受験にとらわれることのない、よい意味でのゆとりある教育が行われていることも魅力です。
3年間という高校時代を幅広い教養を身につけ、バランスのとれた人格の形成を目指します。その他にもイギリスへの短期留学や国際協力研修、高校では珍しい卒業論文などの作成など、附属高校なわではの活動もあります。
充実の総合学習及び土曜講座
中央大学杉並高等学校では年間を通じて芸術鑑賞教室や校外学習、特別講座や講演会などのさまざまな学習の場を設けています。
特に大地の力を自ら体感して欲しいという願いを込めた、埼玉県長瀞の巨大な岩体や断層の上を歩く体験や、東京下町をめぐる、日本の伝統芸能はもちろん、オペラやクラシックを鑑賞するなどのオリジナリティのある体験が魅力です。
また、土曜日の3、4時間目には自由参加の土曜講座を開講しており、資格取得や語学、楽器演奏など、自分の興味に合わせて多様な講座を受講することができます。
2015年度は英語のドラマや映画を見ながら、日本語に訳すことなく直読直解力を身につける英文多読講座、レベルごとの個人レッスンを行うピアノ実技講座、社会で活躍するさまざまな職業の卒業生の話を聞くキャリアデザイン講座、JICAや企業と共同で行っている、タイの農村部と都市部の格差を考える高校生のための国際協力入門など24講座開講しています。
中央大学への内部進学について
中央大学杉並高等学校から中央大学への内部進学率は平均して90%で、卒業生はほぼ中央大学に進学しています。
その基準は高校3年間で行われる14回の中間、期末テストと3年時に行われる3回の学力テストの総合計によって、得点順位上位者から希望学部、学科に推薦されます。
また、3年間の成績がそれぞれの学部、学科別に設定された条件に達している場合、第一志望の学部、学科へ優先的に推薦される制度もあるため、日ごろの定期テストで確実に得点を重ねていくことが、志望学部に進むための必須条件であると言えます。
まとめ
高・大一貫教育の中央大学杉並高校魅力
中央大学杉並高等学校の歴史
高・大一貫教育とは
中央大学への内部進学について