「 千葉明徳中学校 」は私立の中高一貫校です。大正14年設立の当初は女子高として開校しましたが、現在は男女半々となっています。
1学年55名程度という少人数のため行き届いた教育がおこなえます。千葉明徳中学校とはどのような中学校か、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
「行動する哲人」を育てる千葉明徳中学校の偏差値や概要
千葉明徳中学校の歴史
大正14年、前身となる「千葉淑徳高等女学校」が開校してから、千葉明徳中学校が開校するまでには長い時間が開いています。
実は「千葉明徳中学校」として中学校が開校したのは今から遡ること7年前となる平成23年です。
実は昭和22年の学制改革により「千葉明徳高等学校」と名前が現在の物に変更された際、中学校も併設されていたのですが後に廃止されてしまいました。
そのため、長き月日を経た平成23年に再度中学校が併設されることとなり、中高一貫校として新たなスタートを切りました。
中高一貫教育
千葉明徳中学校では中高一貫校とし、6年間をとおした教育の中で21世紀型のスキルを持った「行動する哲人」の育成を目指しています。
6年一貫教育というメリットを最大限に生かしたカリキュラムで、6年後には偏差値14.8もアップさせることをホームページでも謳っています。
6年間の一貫教育の場合、高校受験で学びを分断されることがありません。そのため単元をすっきりと整理して理解しやすいシステムを取り入れています。
このことにより必要に応じた高校の学習内容にも中学の間から大胆に踏み込んでいます。
授業時間も一般的な公立中学校よりも多く設定されており、年間授業時間数は1320時間とも言われています。
主要5教科のみでみても、一般的な公立中学校の1.2~2倍程度の授業数を確保していることになります。
豊富な授業数で深みのある授業をおこなうことができ、無理なくたくさん学ぶことができるのです。
6年間一貫教育を徹底するため、高校への進学の際は中学校からの内部入学生と、高校からの外部入学生は3年間別のクラスとなり違う教育を受けることとなります。
千葉明徳中学校の偏差値
千葉明徳中学校の偏差値は45となります。ちなみに千葉明徳高校は「特別進学」が55、「進学HS」が50、「進学S」が44、「アスリート進学」は39となっています。
偏差値45となると千葉県内では第4グループ付近に位置する形となります。
第4グループのトップが偏差値52となる「東海大学付属浦安中学校」や偏差値51の「聖徳大学附属女子中学校」から始まり、千葉明徳中学校と近い数字となるのは「西武台千葉中学校」の進学コースが偏差値49、「秀明八千代中学校」「翔凛中学校」「昭和学院中学校」などが偏差値47となります。
抜群のアクセスの良さも魅力の一つ
最寄駅となるのは京成千原線の「学園前駅」となります。ここから学校までの距離は何と徒歩1分となるため、駅からのアクセスが抜群です。
他の最寄駅となるJR外房線「鎌取駅」からもバスには乗りますがバス停からは徒歩約3分となっています。
平成5年ごろまでは学校がスクールバスを10台近く所持しており、JR蘇我駅からの輸送や国内での修学旅行に利用されていました。
現在は先ほどご紹介したように、交通の便がよくなったためすべて廃止されています。駅からの通学時間が短いという点においては、保護者も安心できると評価を集めています。
「行動する哲人」を育てるカリキュラム
先ほども登場した6年一貫教育プログラムには、さまざまなカリキュラムが用意されています。
「言語スキル」「理数スキル」「情報スキル」、これからのグローバス社会で活躍するためには必須となるこの3つを徹底的に磨き上げ、自らの「意志」と、自らの「言葉」で国際社会に対応できる人材の育成を目指しています。
ひとり一台用意されたiPadでのICT教育、勉強としてだけの英語ではなく、話す喜びや伝わる感動を実感するためのグローバル教育、そして、教科学習だけではなく行事などあらゆるシーンでおこなわれる「プレゼンテーションスキル」を養う指導で、力強く未来を生きる「行動する哲人」を世に送り出します。
まとめ
「行動する哲人」を育てる千葉明徳中学校の偏差値や概要
千葉明徳中学校の歴史
中高一貫教育
千葉明徳中学校の偏差値
抜群のアクセスの良さも魅力の一つ
「行動する哲人」を育てるカリキュラム