今年75周年を迎えた千葉工業大学は、千葉県習志野市に本部がある私立大学です。現在5学部17学科が存在し、理工系の学問についての指導に情熱を注いでいます。
今回は 千葉工業大学 を目指す学生の方のために、 偏差値 や学部についてご紹介いたします。
千葉工業大学を目指すあなたへ!学部や偏差値のまとめ
千葉工業大学とは
日本で現存する私立理工系大学として最古の歴史を持ち、創設の際には皇族が関与したことから、由緒正しい歴史を持つことでも有名です。1・2年生は新習志野キャンパスを使用し、3・4年生と大学院生は津田沼キャンパスを使用しています。
また東京スカイツリーにもキャンパスがあり、それぞれへのアクセスの良さ、立地の良さも魅力です。新習志野キャンパスのほど近くにある茜浜運動施設には、広大な敷地を利用し野球場やラグビー、テニスコートのような運動施設が充実、学生部室棟もあり、部活動での使用も盛んにおこなわれています。
新習志野と津田沼にある外部の方も利用できる図書館や、学生生活をサポートする寮も完備されており、充実した環境を提供しています。
設定されている学部・学科について
千葉工業大学には、現在5つの学部とそれに派生する17の学科が設定されています。
「工学部」6学科
- 機械工学科/機械電子創成工学科/先端材料工学科/電気電子工学科/情報通信システム工学科/
- 応用化学科
「創造工学部」3学科
- 建築学科/都市環境工学科/デザイン科学科
「先進工学部」3学科
- 未来ロボティクス学科/生命科学科/知能メディア工学科
「情報科学部」2学科
- 情報工学科/情報ネットワーク学科
「社会システム科学部」3学科
- 経営情報科学科/プロジェクトマネジメント学科/金融・経営リスク科学科
平均偏差値・それぞれの学部の偏差値、センター試験の得点
千葉工業大学の総合的な偏差値は37~50程度で、平均すると44程度となります。倍率は学部により大きく異なり2.6~55程度と言われています。
学部別の偏差値でもっとも高いのは、先進工学部の「未来ロボティクス学科」で50程度、倍率は39倍で、かなりの競争率となっています。
学部で人気があるのはこの先進工学部と創造工学部が2トップとなっています。それぞれの学部学科の偏差値の目安は以下のとおりとなります。
工学部
機械工学科(47.5)/機械電子創成工学科(45)/先端材料工学科(42.5)/電気電子工学科(47)/情報通信システム工学科(45)/応用化学科(42.5)
創造工学部
建築学科(47.5)/都市環境工学科(45)/デザイン科学科(45)
先進工学部
未来ロボティクス学科(50)/生命科学科(45)/知能メディア工学科(45)
情報科学部
情報工学科(47.5)/情報ネットワーク学科(45)
社会システム科学部
経営情報科学科(40)/プロジェクトマネジメント学科(40)/金融・経営リスク科学科(37.5)
この偏差値は主に、入試でおこなわれる試験方式のBを基準としています。A方式になると若干偏差値が下がるものもあるようです。センター試験での得点率は56~76%が合格ラインとなります。
学部としてみると、工学部を目指す場合は76%程度を目指したいところです。先進工学部で75%程度、創造工学部で72%程度、情報科学部・社会システム科学部で68%を目指せば合格ラインにかなり近づけます。
併願校・出身校・就職などについて
千葉工業大学へ入学した学生の出身高校で最も多いのは、千葉県の私立高校である「八千代松陰高等学校」がダントツトップです。
例年120人近くが合格しています。2番手につけるのは、千葉県の公立高校の「佐原高等学校」、3番手はこちらも千葉県の私立高校「市原中央高等学校」となっています。
三校とも偏差値63と高い数字をたたき出す名門校として、その実力をいかんなく発揮しています。併願して受ける大学としてあげられるのは東京にある「東京電機大学」「中央大学」などが多いようです。
就職に関しては、学校全体のサポートはあるものの、基本は個人の努力・実力が大きく左右・影響します。大学院まで進んだ学生の中には、大手企業への就職を決めた学生もいるとのことです。
東芝や、パナソニック、村田製作所などの大手企業から中小企業など、幅広い就職実績をもっており、就職率は大学院修了生を含め、約87%を超えています。
まとめ
千葉工業大学を目指すあなたへ!学部や偏差値のまとめ
千葉工業大学とは
設定されている学部・学科について
平均偏差値・それぞれの学部の偏差値、センター試験の得点
併願校・出身校・就職などについて