文系 の学生は理系の学生に比べ 就職 が難しいのでは、と心配する方が多いです。しかし、文系だからといって理系より劣っているわけではありません。
文系ならではの専門知識、 資格 をアピールすることができれば内定を取ることも決して難しくはありません。
文系学生は就職に不利?資格を取って自信をつけよう
内定が取れる文系学生とは
同じ文系の学生でも、次々と内定を取っていく学生もいれば、100社以上の面接を受けているにも関わらずまったく内定を取れない学生もいます。
面接官に聞かれた質問がたまたま答えやすいものだった、など運の要素も少なからずある面接ですが、これほどまでに合否に差があらわれるのはなぜなのでしょうか。
簡単に内定をとれる学生は自分の能力を客観的に把握しています。自分がどんなスキルを持っていて、そのスキルがどう会社に活かすことができるのかアピールすることに優れているのです。
また、打たれ強いのも特徴としてあげられます。就活なんてこれまでやったことないという方がほとんどでしょうから、どうしても上手くいかないことはあります。
失敗するのは当たり前だと開き直れるくらいの気概を持った学生の方が面接官には自信があるように映り、結果的に合格につながるのです。
就職が有利になる資格とは
自分のスキルをアピールできる資格ですが、どんな資格でもいいわけではありません。履歴書に会社の業務と関係のない資格が並んでいてはむしろ悪印象です。
せっかく資格を取得するのであれば就活で有利になる資格を目指しましょう。
英語の資格
英語の資格と言えばTOEICです。試験結果は合格か不合格ではなく、スコアで示されるので受験してまったくの無駄となることはありません。
1年のうちで何度も試験が実施されているため受験できる回数も多く、手軽に受けられる資格として知られています。
スコアは当然高ければ高いほど有利になります。英語が必要とされる企業へ履歴書を出すのであれば少なくとも600点は欲しいところです。
次に有名な資格としてはTOEFLがあげられます。TOEICに比べてやや学術的な問題が多く、就職を目指す人が目指すというよりは海外への留学を目指す学生が多く受験します。
とはいえ就活に役に立たない資格ではありません。TOEFLはTOEICよりも難易度がやや高い傾向にあるので、点数によってはTOEICよりも評価させることすらあります。
英検も英語の資格としてメジャーな試験です。準1級、もしくは1級を持っていればかなり英語の能力があるとみなされるでしょう。
英検にはリーディングやリスニングの問題だけではなく、自分の考えを言葉にするスピーキングの試験も実施されるのでより実践的な英語力があると判断してもらえるのです。
簿記・秘書検定
文系の強みは英語だけではありません。英語関係の資格以外に就活で有利になる資格としては簿記、秘書検定が人気を集めています。
簿記は会社の財務や経理についての知識を要求される資格です。学校で学んでいる人がそこまで多くないために、簿記の資格を持っている学生は優遇されるのです。
簿記を就活に活かしたいのであれば2級以上を狙うと良いでしょう。とはいえ2級以上は簡単に合格できる難易度ではありません。
大学で経済学部に所属していたからといって必ず合格できるのものではないのです。逆に言えば、それゆえに企業から評価される資格だと言えるでしょう。
秘書検定はビジネスに欠かせないマナーを学ぶための資格です。名前から勘違いされることが多いですが、秘書になるための試験ではありません。
ほとんどの学生は会社員として働いた経験がないはずです。秘書検定を取得しているということは社会人にとって当たり前の常識やマナーをある程度把握していることの証明となるのです。
文系の学生には理系とは違う文系の強みがあります。資格を取得して自分に自信をつけ、就職活動を乗り越えましょう。
まとめ
文系学生は就職に不利?資格を取って自信をつけよう
内定が取れる文系学生とは
就職が有利になる資格とは
英語の資格
簿記・秘書検定