少子化や、女性の社会進出もめまぐるしい昨今、大学進学率も高校卒業生の50%を占めるようになりました。
また、健康で長生きできる人の割合も増えたことから、長く社会とかかわりを持ちながら働くことが可能となっているため、就職や再就職にも有利な おすすめ の 文系 学部 をご紹介します。
就・再就職に有利な資格につながるおすすめ文系学部ベスト5
法律の専門家を目指す法学部
文系学部の中でも最高峰と言われる法学部。
卒業後は法科大学院に進学し、司法試験に挑戦することもできますが、それだけでなく受験資格の単位を修得すれば、税理士や公認会計士、司法書士や宅地建物取引士、行政書士、社会保険労務士などの資格を取得することも可能です。
これらの資格の中には司法試験に匹敵するほどの難しさの資格もありますが、さまざまな分野の企業への就職はもちろん、そこで経験を積んだ後は将来的に資格を生かしての独立、起業を目指すこともできます。
金融を学ぶ経済学部
経済学部は文系学部の中でも経済について学ぶため数字と密接にかかわりのある、比較的理系に近い学部といえます。
その為この学部に関連する資格には金融や経済にかかわる、フィナンシャルプランナーや日商簿記、宅地建物取引士、中小企業の経営に対する診断やアドバイスを行う中小企業診断士などがあります。
また変わったところでは、最近のネットを利用しての個人輸入などが多くなっているため、世界経済を学んでいるメリットを生かして通関士などの資格を取得することも可能です。
銀行や保険、投資ファンドなどの金融業界だけでなく、幅広い分野での活躍が期待できます。
教育関連全般を学ぶ教育学部
教育学部はそれぞれの分野の教員資格及び、保育士などの資格取得を前提とした学部ではありますが、その他にも社会教育主事や図書館司書、学芸員や認定心理士などの資格を取ることができます。
これらの資格により、学校や幼稚園、保育園などの教育現場はもちろんのこと、塾や学童クラブなど子供の教育全般にかかわる仕事に就くことができます。
また保育士や幼稚園教諭などは勤務時間などの就業体系が多岐にわたるため、将来的に復職を希望した時に自分のライフスタイルに合わせた時短勤務などを選べる可能性が高く、長く働ける資格でもあります。
福祉も学べる社会学部
社会学部と言うと、過去から現代における社会の仕組みやその変遷、人々のつながり、ひいては地域のつながりなどを幅広く学び、研究し、分析し、未来の社会はどうあるべきかを予測して考える学問と言えますが、さらに広げて、社会福祉の分野についても学ぶことができます。
この学部に関連する資格は社会科系の教員免許はもちろん、自治体などの社会教育を担う社会教育主事、社会福祉主事、社会調査士、認定心理士などがあり、自治体や教育機関などで働くことが期待できます。
また社会のしくみを学ぶため、地方公務員や国家公務員などの資格取得にも向いています。
女性のライフサイクルと再就職
一般的に女性は結婚すると出産・育児や家族の転勤などで男性に比べて退職することが多くなります。
しかし例えば子供が幼稚園や小学校に入り子育ても一段落つき、社会復帰を希望した時、これらの資格や経験がその再就職先への選択肢や可能性を広げることにつながる場合が多くあります。
単にお金を稼ぐということではなく、自分自身の価値観を高め、やりがいを感じながら働くことができる職業に携わることができたら、さらなる幸せにつながると言えます。
まとめ
就・再就職に有利な資格につながるおすすめ文系学部ベスト5
法律の専門家を目指す法学部
金融を学ぶ経済学部
教育関連全般を学ぶ教育学部
医療福祉を学ぶ社会学部
女性のライフサイクルと再就職