秋田県秋田市に位置する「 秋田南高校 」は秋田県内でも屈指の進学校として有名です。公立でありながら、私立顔負けの高い 偏差値 と進学実績をもっており、多くの生徒が国公立大学への進学を果たしています。
秋田南高校へ入学を希望されている方の役立つ情報をご紹介いたします。
県内屈指の進学校、高い偏差値を誇る秋田南高校の入試と進路
秋田南高校の偏差値
秋田県内で常にトップ3の位置を死守している秋田南高校の偏差値は普通科が65、英語科が64といわれています。
偏差値65がどの程度かと言うと、東京都内で例えると「國學院高校」の普通科や「駒込高校」の理系先進コースが肩を並べます。
大阪の場合ですと、大阪女学院高校の普通科文系や、近畿大学附属高校の普通科特進文理Iコースなどがあげられます。
東京や大阪に比べると学校の数が圧倒的に少ない中、これだけの偏差値をたたき出していることは、並みならぬ努力を行っていることがみてとれます。
中高一貫の場合内部進学のほうが有利か
秋田南高校は公立の高校ではありますが、中高一貫教育を行っている学校です。中学の偏差値は50程度となっています。中高一貫教育を行っている場合、可能であれば中学からの通うことが望ましくなります。
しかし、公立高校ですので高校からの受験者も受け入れています。さることながら、学校側も中学校から高校に内部進学する生徒と、高校から入学してくる生徒では差が出ることははっきりと公式サイトで明言しています。
そのため、内部進学の生徒と、高校からの生徒は高1の段階ではクラスをわけて授業を行います。しかしそれも高1の間だけで、2年になると進路先を決定するので最終的には内部進学の生徒も高校から入学した生徒も差を作ることなくクラス編成がおこなわれます。
ただし、やはり中高一貫教育をおこなっているということは、6年間で1つの指導・教育となることが多く、それがひいては偏差値アップを確かなものにしている場合もありますので、可能であれば中学からの受験を検討することをおすすめします。
秋田南高校の入試
普通科のみとなる秋田南高校の募集定員は約240名と定められています。入試形式は「前期選抜」と「一般選抜」と一般的な入試となっています。
前期で約24名、一般で216名が募集定員の割合です。
試験内容は「国数英理社」5教科と面接でおこなわれます。一般選抜の際の面接はグループ面接でおこなわれます。入試の倍率は前期が1.5倍程度、一般が1.2倍程度と言われています。
この倍率はここ5年間であまり変動はありませんので、目安として参考にしておくとよいでしょう。
この倍率に関しては普通科のみとなります。英語科は現在は募集を行っていません。
秋田南高校の進学実績
公立の進学校の多くは地元の国立大学への進学実績が高いことが特徴的です。
例に漏れず、秋田南高校も、地元となる「秋田大学」への合格者を多く輩出しています。次いで合格者が多いのは「新潟大学」となります。
毎年と言うわけではありませんが、東大への合格者を輩出する年度もありますので、旧帝大や名門難関私立大学へ多くの合格者を出しているという点では県内トップクラスの進学校の実績を誇っています。
文武両道を目指し、志高く学ぶ
大学進学率が高く、希望する進路が実現しやすい所が魅力と言われている秋田南高校ですが、進学校であるからこその努力も必要となります。朝行われる小テストや多くの模試で自分の実力を発揮し、確かめる機会が多くなっています。
さらには先生たちのサポートは、生徒たちから絶大な信頼を得ているため、心置きなく志を高く持った進路を考えることができます。希望の進路を実現するための講座や課外授業も充実しており、部活動も多くの生徒が積極に参加したくさんの実績をあげています。
文武両道を目指すには、それ相当の努力が必要ですが、秋田南高校の先生たちとタッグを組めば、素晴らしい高校生活と、希望の進路が実現されることでしょう。
まとめ
県内屈指の進学校、高い偏差値を誇る秋田南高校の入試と進路
秋田南高校の偏差値
中高一貫の場合内部進学のほうが有利か
秋田南高校の入試
秋田南高校の進学実績
文武両道を目指し、志高く学ぶ