愛知教育大学 は小中学校や養護教諭を目指す人のための国立の教育大学です。 偏差値 だけでなく、人それぞれが人生における本質価値を見出せるよう「実践力」「高度化」「再教育」を軸に真の教育者の育成を目指しています。
真の教育とは何かを日々真摯に研究している愛知教育大学をご紹介します。
教育とは偏差値ではなく本質価値の創造 愛知教育大学の魅力
愛知教育大学の歴史
愛知教育大学は明治6年に愛知県養成学校として設立され、その後他の3つの師範学校を統合して、昭和24年に愛知学芸大学となりました。昭和41年には名称を愛知教育大学に変更し、建学以来約130年にわたり教育者の育成に力を注いでいます。
現在は愛知県刈谷市に緑に囲まれたキャンパスを構え、学生たちは自然豊かな環境で教員を目指し勉学に励んでいます。
愛知教育大学の偏差値及び卒業後の進路
愛知教育大学には教育学部の中に33学科あり、最高偏差値は60、平均偏差値は57です。
偏差値もさることながら、将来教職に就きたいという強い意志を持った学生が多く集まることによって、目的意識を共有し質の高い教育者となるべく日々切磋琢磨する環境にあることはもちろん、それを支える大学側からの積極的なサポートも充実しています。
卒業生の主な就職先は公立学校教員、保育士、その他愛知県内で公務員などを合わせ就職率92.4%の好成績を誇っています。そのため、愛知県内の公立学校の教諭は愛知教育大学出身者が多いです。
教職に就いた後も大学の掲げる「再教育」の基軸に従い学内の設置されている教育交流館内の「教職キャリアセンター」において、教員免許状更新講習などを受講することができます。
愛知教育大学の目指す教育者像とは
未来を担う子どもたちの育成のために求められる教育者像としては
- 「使命感」教育者としての意欲、誇り、態度が適切であること。
- 「深い理解」子どもに対する関心を持ち、より良い人間関係の中で成長発達を見守る。
- 「教育的愛情」子どもが好きで、積極的に気持ちに共感しようとする教育的愛情を持つ。
- 「専門的知識」教科指導においては専門的な知識に基づき、該当年齢に合った指導をする。
- 「豊かな教養」日々変わっていく社会の変化に対応し、教育に反映する。
これらの資質を身に着け、教育現場で日々直面する課題にそれぞれ適切に対応できる指導力を持った教員が求められています。
この実践的指導力を持った教員を養成するために教員養成として専門的に組まれたカリキュラムには教養教育や専門教育、教育実習や学校ボランティアなどの体験を通して教育観を養うといった活動が含まれています。
学生たちは高い理念と専門的に組まれたカリキュラムにのっとって、求められる教育者像に自分を近づけつつ、さらに自分なりの教育者像を卒業し、教職に就いた後も向上心を持って模索し続けていくことができます。
愛知教育大学の附属学校、園
愛知教育大学では教職は日々変化する子どもの教育に携わり、子どもの可能性を開く創造的な職業であるという観点から、子どもたちとの密接かつ継続的なつながりを求め以下の附属学校及び幼稚園が設置されています。
教育実習や学内ボランティア活動などを通じ十人十色の子どもたちとの接し方、見守り方などを学びます。
附属幼稚園
- 附属名古屋小学校
- 附属岡崎小学校
- 附属名古屋中学校
- 附属岡崎中学校
- 附属高等学校
- 附属特別支援学校
学生の自主活動を通じての地域とのつながり
愛知教育大学では、学生たちは積極的に地域の子どもたちとの交流をはかり、子どもと一緒に遊び、学ぶ体験を通じて子どもたちだけでなく地域とのつながりも大切にしています。
その一例として
- 子どもまつり
- 地域の公共施設などでの科学講座
- 夏休みなどを利用しての物づくりや読み聞かせなどの講座の開催
- 県内の幼稚園、小中学校でのボランティア活動
- 地域の子供会のお手伝い
などが行われています。
このうち年に2回学生主催で行われる「子どもまつり」は学生と子どもが一緒に広いキャンパス内をまわってさまざまなゲームをしたり、昼食を一緒に食べるなど子どもはもちろんその両親にも毎年大好評のイベントです。
このように教職に就きたいという情熱を持った学生が、高い教育理念と専門的なカリキュラムに基づく教育を受けながらも、机上のみでなく緑豊かな環境で積極的に子どもたちとの触れ合いも大切にし、教育の本質価値を学ぶ絶好の場であると考えます。
伝統と努力と、卒業してもなお日々の向上心に満ちた学生たちが活躍する教育現場は、日本の未来を支える第一歩となっています。
まとめ
教育とは偏差値ではなく本質価値の創造 愛知教育大学の魅力
愛知教育大学の歴史
愛知教育大学の偏差値及び卒業後の進路
愛知教育大学の目指す教育者像とは
愛知教育大学の附属学校、園
学生の自主活動を通じての地域とのつながり